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新しいインプラント技術:オールオンフォー

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インプラント治療の技術の進化は、日進月歩です。患者さんにとって、よりよいものへとどんどん革新が図られています。

つまり、患者さんへの負担が少なくなり、治療にかかる時間が短縮され、それでいて高い機能と効果をもたらす方向へと邁進しています。じつに可能性のある治療法だともいえます。
ひとくちにインプラントといっても、治療方法は1つではありません。インプラント治療にもいくつかの種類があるのです。患者さんの状況に応じて、最良のやり方を採用します。この章では、さまざまあるインプラントの種類を紹介したいと思います。中でも、非常に有効なインプラントの治療方法が「オールオンフォー(AL–CN-1)」と呼ばれるものです。この方法が今、総入れ歯に近い人にとって、最先端のインプラント治療といってまちがいありません。患者さんへのメリットも多いのです。

オールオンフォーのすばらしさを、1人でも多くの患者さんに知ってもらいたいと思います。

患者さんに必ずや福音をもたらすインプラント。そんなふうに表現しても大袈裟ではないオールオンフォーについて、じっくり解説していきましょう。

4本のインプラントで2本の歯を支えられる秘密

オールオンフォーとは、その名称が表すとおり、たった4本のインプラントで、すべての歯をつくって支えてしまう方法です。画期的というほかありません。上アゴの2本の歯をつくる過程を説明していきましょう。

オールオンフォー以前の方法ですと、2本の歯をつくって支えるためには、2本のインプラントを埋め込む方法が一般的でした。

ところがオールオンフォーでは、上顎洞(上アゴの上の鼻の奥にある空洞部分。人は誰でも、ここに空洞があります)を避けながら、まん中部分に2本、その両サイドに斜めに2本、計4本のインプラントを埋め込みます。

とくに斜めに埋め込むインプラントがポイントです。斜めに埋め込むことで、上顎洞を避けることはもちろん、骨質のよい有利なゾーンへと埋め込むことができるのです。

それに、斜めに埋め込めば距離を稼げますから、長いインプラントを埋め込むことができます。長ければ、当然、骨と接する面積が大きくなりますので、より強固なインプラントになるのです。たとえば、物理的に考えても、壁に斜めに打ち込んだ釘は、垂直方向の引っ張りにとても強く、ビクともしませんよね。インプラントでも同じことがいえます。垂直方向に2本のインプラントを埋め込むよりも、垂直に2本、斜めに本埋め込むオールオンフォーのほうが、断然強度が増します。

オールオンフォーは下アゴに施すインプラントにも最適な方法です。下アゴかがくかん」には下顎管という神経や血管が走った管があります。インプラントを埋め込む際には、この下顎管を避けなければなりませんが、斜めに埋め込むことによって避けられるのです。

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